【未来編集室】新コーナー始めます(編集長:乳井)

はじめまして。

未来生活研究所出版事業部、編集長、乳井です。

このたび、未来生活研究所では、

「未来編集室」と題し、

【未来のリスクを希望に変える】をモットーに、

あなたの「明日の未来」を最高の一日に『編集』するスキルや手法、思考法

こちらのブログでご紹介していきます。

 

Q:「編集」ってなに?

ところで、あなたは「編集」と聞くと、

どんなイメージを持ちますか?

雑誌や書籍を「面白く」「分かりやすく」「売れる」ように、いじることでしょうか。

それとも、動画や写真などを切ったり、張ったり、つなげたりして、作品を生み出すことでしょうか。

きっと、多くの方がそんなイメージを先入観として持っていますよね。

どちらも正解です。

 

しかし!!

実は、「編集」の本質は、もっともっと奥深くにあるのです。

今日はブログのイントロですので、今から言うことだけ覚えて帰ってください。

断言します。

「編集」とは、

経営者はじめ、一般のサラリーマン、主婦、学生、

その全ての人に、これからの時代「必須なスキル」となります。

 

・・・なぜか?

それは、「編集」には二つの意味合いが存在するからです。

★編集の意味①★

ひとつめは、英語表記にすると分かります。

編集は「Editing」と書き、その語源は、「to give out」「publish」。

直訳すると「公に外に出す」です。

よって、それを名詞化し、人物にすると「編集者」になります。

つまり、物事を外に出して(発信)して、

大衆(人)に伝える役割を持つ人のことを編集マンといいます。

 

★編集の意味②★

ユーチューバーやブロガーなど、

誰でも自由に情報を発信して、お金を稼ぐことが出来る時代ですから、

ひとつめの編集の意味も大切なのですが、ボクが重視したいのは、今から話す二つ目の意味です。

「編集」。

いわばそれは、

【起ころうとしている当たり前の日常を、創意工夫によって、

より生産性があり、より彩のある楽しいものに変化させてしまうこと】です。

これは、絶対に忘れてほしくない、編集の概念となります。

 

私たちが普段、意識せず過ごしている一日。

寝る前に一日を振り返ると、本当に最善で、心から満足いく一日だったと断言できるでしょうか・・・?

ボクがこう言うのは、人はあまり意識をしていないだけで、

もっともっと、素敵な一日を自分の「思考と行動を編集する」ことで作れるからです。

それは、何も特別で難しいことではありません。

行動する順番を入れ替えるだけでも、

全ての行動が終わった瞬間の心地よさは違います。

 

たとえば、「マラソンをする」「風呂に入る」というコマンドがあったとします。

〇マラソンをする → 風呂に入る

〇風呂に入る → マラソンをする

さて、アクションは確かに2つしました。

どちらが終えた後の心地がよいでしょうか・・・?

言わなくても、分かりますね。

これは誰にでも分かりやすい例ですが、

順番を入れ替えるという行為も「編集」なんです。

フランス料理のフルコースなんかも、そうです。

必ず順番がありますよね。

これは、最後のデザートを食べ終わった瞬間に、

最高のやすらぎ、満足感、食べ心地を感じられるように、

緻密に計算されて出されています。闇雲にだしてなどいません。

 

終わったことをあれこれ考えるのは嫌な人もいるでしょうが、

人間は、何かを振り返り、

「あぁ、あの日は本当に楽しい日だったな」

「感動したな」「あんな日がまたくればいいのに」

と思う瞬間にこそ、幸せを感じたりするものです。

そういった感情があればあるほど、

人は「幸せ」に触れることができ、次への活力になります。

仕事だってそう。

大事な商談をよりスムーズにまとめるにはどう一連の流れを編集するか。

より多くの訪問先を訪ねるにはルートをどう編集するか。長話の人は後にしよう。

 

このように、

より生産性が高い一日にアレンジして、

その一日を終えたときに、「今日は最高な一日だったな!」と

心から思えるようになるスキル。

それこそが「編集」であります。

そして、やり方は無限だからこそ、

人それぞれで大きな可能性を秘めているのでうす。

今日は、ここまでとしますが、編集の大切さを、

少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

 

最後になりますが、

本編集室では、こうした編集術に付随して、

『文章力、会話力、表現力・・・』など、

個々人で情報をなんでも発信できる時代だからこそ、必要になるスキルをお伝えします。

また、最近話題の出版関係の話しや、面白くてためになる本のネタ、時事ネタなども取り上げ、

あなたの「明日の未来」に役立つ情報を”編集者の視点”として語っていきますので、

ぜひ楽しみにしてもらえたらと思います。

なるべく、間隔をあけないで更新するように頑張ります。(笑)

それでは、また!

 

※著者プロフィール※

◆乳井遼(ニュウイリョウ)

◆元銀行マン、元新聞記者、現ビジネス書編集者

1988年、青森生まれ。2011年、新卒で銀行に勤め、その後新聞記者へと転職。

社会部で街ネタや警察ネタの取材を日々行う。

2016年に編集者として、再転職。現在は、未来生活研究所出版事業部での編集長としてビジネス書の編集をする。

文章力の講座なども行い、執筆のプロとして受講生に教えている。